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佐藤 岳晶 

 桐朋学園大学ピアノ専攻卒業、パリ国立高等音楽院エクリチュール(作曲理論)科修了。他方、学生時代より近世邦楽を学び、地歌箏曲を、二代 米川文子師(人間国宝)に師事、佐藤文岳晶の名で、伝承曲や自作の演奏活動も行う。西洋音楽と対照させた近世邦楽の音楽言語と、その創造・発展をめぐる研究において、東京藝術大学大学院音楽文化学専攻博士課程修了(博士(学術))。

 

 近年の音楽作品に、ソプラノ、浄瑠璃・三味線、ピアノのための《萃点 I ─ 回生の山姥》(作詩:鶴見和子、東京藝術大学大学院音楽研究科リサーチセンター委嘱作品)、子供のための箏曲《三日月まんじゃらけ》(作詩:石牟礼道子)ほか。論考に、「松阪春栄の二面箏による音楽言語と創造 その1──ヘテロフォニーのリズム的『錯乱』」(国立音楽大学研究紀要第50集)など。

 

 これまでに作曲を、安良岡章夫、吉田進の各師ほかに師事。

 

 京都女子大学(音楽教育学専攻)准教授、国立音楽大学、桐朋学園大学院大学 非常勤講師。

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